fc2ブログ

『百鬼夜行絵巻―妖怪たちが騒ぎだす』:雨読夜話

ここでは、「『百鬼夜行絵巻―妖怪たちが騒ぎだす』」 に関する記事を紹介しています。
百鬼夜行絵巻―妖怪たちが騒ぎだす (アートセレクション)
百鬼夜行絵巻―妖怪たちが騒ぎだす (アートセレクション)
湯本 豪一
小学館 2005-11

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
図説 百鬼夜行絵巻をよむ (ふくろうの本)
鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集 (角川文庫ソフィア)
桃山人夜話―絵本百物語 (角川ソフィア文庫)
図説 地獄絵をよむ (ふくろうの本)
北斎妖怪百景

妖怪ばかりが登場する中世から近世にかけて多く描かれた百鬼夜行絵巻についてカラーグラビアと説明文で構成されている本。
『百鬼夜行絵巻の謎』で妖怪絵巻について関心が高まったので大きめの本書を購入したが、B5サイズでより見やすく、また特に面白そうなところは別にアップでページが割かれていて見る側のことを考えた構成になっている。

有名な大徳寺の真珠庵に伝わる真珠庵本を中心として、江戸時代に描かれた狩野派や土佐派、伊藤若冲の作品から錦絵や着物に描かれたものまで多くのバージョンが扱われている。
この中では真田宝物館に伝わる狩野乗信の作品が、妖怪の体のあちこちに目玉をつける滑稽さや淡々とした絵のタッチが好きな作品だった。

また、作品によって巻末で妖怪たちを追い払うものが朝日だったり仏教の火の玉だったり黒雲だったりと違っているのも興味深い。

器物が化けた付喪神(つくもがみ)や動物の化け物などが活き活きと描かれているので、眺めているだけでも楽しめる。
美術館などでこの手の展示があれば、ぜひ行ってみたい。



にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック