『ブラック・ジョーク大全』:雨読夜話

ここでは、「『ブラック・ジョーク大全』」 に関する記事を紹介しています。
新装版 ブラック・ジョーク大全 (講談社文庫)
新装版 ブラック・ジョーク大全 (講談社文庫)
阿刀田 高
講談社 2007-08-11

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後からじわっとくる恐怖を描く短編小説の名手である阿刀田高が、編集長の依頼により『小説新潮』に連載したブラックジョークの中から500編あまりをまとめたもの。

構成としては各作品ともいくつかのせりふのみで成り立っていて、最後の一言で苦々しさやギクッとさせるかという感じの笑いを狙ったものとなっており、出来不出来はまちまちというところ。
ブラックジョークであるだけに人の死や性的なものなどタブーにされがちなことがしばしば扱われ、雑誌に掲載するだけにこのあたりは神経を遣ったというようなことがあとがきに書かれており、笑いの鋭さに欠ける作品がまま見受けられたのはこのあたりに原因があるようだ。

また、書かれたのが1970年代で、当時は面白かったかもしれないが時代の変化で切れ味がなくなっているということもあるように感じた。
ブラックジョークに限らず、何度読んでも面白いジョークというのはなかなか難しいのだろう。


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