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『へんないきもの』:雨読夜話

ここでは、「『へんないきもの』」 に関する記事を紹介しています。
へんないきもの
へんないきもの早川 いくを (著)
バジリコ 2004-07

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タイトル通り、普段見慣れている生物とは大きく異なる見た目をした生物や驚くべき生態をしている生物について、解説とイラストの見開き2ページで構成されている本。

貝殻に入って海中を漂うタコであるタコブネから始まり、
  • ピースマークが甲羅に描かれていて、発見時はマジックでいたずらされたと思われていたヒライソガニ
  • ウミヘビやクモ、イソギンチャクなど40種類以上の形態に擬態するという、キン肉マンに登場する悪魔超人スニゲーター(作中では7形態)を大きく超えるミミックオクトパス
  • 海水を噴出して空中に飛び上がり滑空するトビイカ
  • 映画『エイリアン』そっくりな外見のワラスボ
  • 何の役に立つのか不明なアンテナ状の角を持ち、邪魔そうなのに平気で空を飛ぶヨツコブツノゼミ
など、異形の生物がかなりの種類掲載されていて単純に面白い。

見るからに奇妙に感じるイラストもさることながら、著者によるブラックユーモアやダジャレ、シモネタなどのこもった毒のある解説や、生物のイラストの右下に描かれた人間の生態も秀逸で、カスザメの獲物を丸呑みするスピードをルパン三世の次元大介の早撃ちと無駄に比べるなどいくつかツボにはまって笑わされた。

関東の河川に出没したアザラシのタマちゃん騒動や、以前より目撃談の絶えないツチノコへの考察、かわいい動物のかわいくない行動などについても書かれていて、肩肘張らず気軽に楽しめるのがいい。




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早川いくを 『へんないきもの』(新潮文庫)、読了。 昔ヒットしていたなぁ・・・・というので、 ブックオフで見つけたので試しに買ってみました。 変な生き物を紹介している本なんだろうという推測はしてましたが、 生物学者とかがわかりやすく紹介した本なのかなと思い込んでました。 しかし、文章がかなり斜に構えているというか、笑いの方向に誘っているような感じで、 著者はWikiによると「書籍デザイナ...
2019/10/08(火) | 観・読・聴・験 備忘録