| シンプル族の反乱 | |
![]() | 三浦 展 (著) ベストセラーズ 2009-07-09 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 無印ニッポン―20世紀消費社会の終焉 (中公新書) 幸福王国ブータンの智恵 ソーシャル消費の時代 2015年のビジネス・パラダイム (講談社BIZ) 「買う気」の法則 広告崩壊時代のマーケティング戦略 (アスキー新書) 平成女子図鑑―格差時代の変容 (中公文庫) |
本物志向で気に入った物には金をかけるが、単に安いものやブランドというだけでは興味を示さない、テレビを見ない、和風やエスニック、アンティークやレトロなどに関心が高いなどという生活様式を持つ人々をシンプル族と名づけ、近年の消費性向についてのレポートを行っている本。
著者は『下流社会 新たな階層集団の出現』で下流という概念を広めた人で、本書を読むまで知らなかった。
購読している日経MJに掲載されるトレンドの記事を見ているために傾向そのものに対してはさほど目新しいものはないが、それぞれの事例が列挙されているのをまとめて読むとまた違った感じ方ができる。
また、世代間や所得階層間の比較を行っているところや、現在のシンプル族が欧米で提唱された概念であるカルチュラル・クリエイティブやボボス(ブルジョア・ボヘミアン)の紹介とシンプル族との相違について書いているあたりは知らないところだった。
暮らしぶりの中に本来と違った形で道具を利用するところは『利休にたずねよ』でも利休などの茶人がその手の行動を行うシーンが書かれているのを読んだばかりで、所得と関連が少ないあたりもシンプル族の行動と通じるものがあるような気もした。
印象に残ったのは購入するものが古いものが多いなどの背景について、すでにある自分の暮らしを邪魔をしないというところで、これまでの商品が生活スタイルを提案する形だったことに対してのアンチテーゼの面があるというところがなるほどと思った。
[著者の他の作品]
下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)
[三浦 展]
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富裕層の財布―誰も知らないお金の使い方
[三浦 展]
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女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか? (光文社新書)
[三浦 展,柳内 圭雄]
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団塊世代の戦後史 (文春文庫)
[三浦 展]
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