読んだ本の感想をつづったブログです。


30の都市からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)
30の都市からよむ日本史 (日経ビジネス人文庫)
金田 章裕
日本経済新聞出版社 2017-02-02

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日本の30都市を選び、その歴史を解説している作品。

東京、大阪、名古屋、京都といった過去も現在も知られている都市、神戸、横浜、札幌、函館、新潟といった比較的新しい都市、十三湊(青森県)、平泉(岩手県)、鞆の浦(広島県)、今井(奈良県)といった現在はそれほどでなくても過去に栄えていた都市と、読んでいくと扱われている理由が分かってくる。

読んでいる人が住んでいる地域によって馴染みがあったりなかったりすると思うので、その土地の話を知ることができ、地理の本として読むこともできる。

地形や地勢についての話も書かれていて、NHKで放送されている教養バラエティ番組「ブラタモリ」で扱われた都市と重なるところも多いので、合わせて読むとより楽しめると思う。

もう少し深く知りたい場合は下に挙げる関連記事で挙げたような本に進むこともできるので、こうしたジャンルの入り口の作品として、興味深く読むことができた。






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「最高のチーム」の作り方
「最高のチーム」の作り方
栗山 英樹
ベストセラーズ 2016-12-21

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昨年日本一となった北海道日本ハムファイターズの栗山監督による、2016年シーズンを振り返っての感想などを語っている作品。

ソフトバンクホークスに最大11.5ゲーム差をつけられた状態から怒涛の巻き返しを見せてのリーグ優勝、クライマックスシリーズ突破、引退を発表した黒田博樹のいる広島東洋カープとの日本シリーズと、昨シーズンの要所での試合での出来事とその裏側などが書かれていて、勝つことがいかに大変かということが伝わってくる。

抑え投手だった増井の配置転換、二刀流を続ける大谷翔平の起用法、調子が上がらなかった中田翔の扱いなど、選手たちの話も当然多く出てくるので、選手たちへの関心も高まった。

著者が過去の著作で語っていた言葉を引用して、その後その考えがいかに変わったり変わらなかったりしたのかを率直に語っている部分も多く書かれている。

著者は選手を引退してから解説者やタレントとして活動することが多くて指導者経験がなかったことから、(普通の)監督っぽくならないことを自分に課しているというのが面白い。
吉村GMから「勝ちたがっていませんか?」(勝とうとするあまり野球の魅力についての考えがおろそかになっていませんか?)と聞かれたエピソードからも、球団から求められている役割を果たしているということなのだろう。

大谷を二刀流で起用して成功していたり、他にも奇策と思われる選手起用も多いようで、監督就任時に疑問を持っていた人たちを結果で認めさせてきただけのことはあると感じた。
結果が出ない時期も辛抱強く起用し続けてきた球団も含めての話であり、いい関係が構築できているのだろう。

今年の日本ハムは世代交代や調整の時期に入ってきたのかなかなか結果が出ていないが、巻き返してくるのではないかと考えている。
球団の札幌ドームからの球場移転問題も含め、注目していきたい。






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グローバル時代の必須教養 「都市」の世界史
グローバル時代の必須教養 「都市」の世界史
出口 治明
PHP研究所 2017-03-18

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ライフネット生命会長による、歴史上大きな役割を果たすことが多かった10都市を選び、その歴史を語っている作品。

イスタンブール、サマルカンド、デリー、カイロ、北京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ローマが取り上げられていて、読んでいくと納得できる選択ということが分かってくる。
次点の都市を選ぶとすると、エルサレム、バグダッド、ダマスカス、アムステルダム、ウィーン、京都などが候補に挙がるだろうか。

ペルシアやイスラムの諸王朝、マケドニア、ローマ帝国、モンゴル帝国といった大国の興亡や住民の移り変わり、例えばパリではナポレオン三世とオスマンのように都市建設に貢献した人物の話など、多くの情報が盛り込まれている。
そのため、レビューで具体的な話をすると収まらなくなりそうなくらいになっている。

著者がそれぞれの都市を訪れた際に印象に残ったことなども書かれていて、訪れてみようという人に対しても親切な構成となっていると思う。
都市から歴史という視点で物事を捉えるヒントとなる作品であり、興味深く読んだ。






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関連タグ : 出口治明,

1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)
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井上 裕之
PHP研究所 2013-11-05

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歯科医師を本職としてコンサルタントなどとしても成功している人物による、自身の経験から得たと思われる方法論を45項目にわたって語っている作品。

「うまくいっている1%の人は・・・」と「うまくいっていない99%の人は・・・」と対比して考え方や行動についての話を解説している。

プラスの言葉を意識的に使っている、「頑張ります」という言葉は使わない、人と接するときはあえて力を抜くなど、自分を肯定することや積極的な行動、無理して余計に自分を追い込まないことなどが書かれていて、参考になる部分も多い。

著者の書き方が自慢げというかくせが強いように感じたり、考え方として受け入れにくいところが一部あるように感じるのは、それだけ私が「うまくいっていない99%の人」から抜けられない部分なのだろう。
99%がうまくいっていないと書かれるのは少々楽しくない。

合う人合わない人はあると思うが、いいことが書かれている本だと思う。






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孔子、老子、韓非子から孫子、尉繚子まで 知っていると役立つ「東洋思想」の授業
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熊谷 充晃
日本実業出版社 2016-11-17

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中国の春秋戦国時代に活躍した諸子百家から、孔子、孟子、荀子、老子、荘子、韓非子、孫子、呉子、尉繚子の思想を分かりやすく解説している作品。

それぞれ文献の来歴や構成、著者とされる人物の業績、ポイントとなる言葉の解説、故事成語となった言葉などが書かれている。
この中では特に、著者とされる人物についての話が充実しているように感じた。

知っている話も多いが、春秋時代に活躍した人物(孔子や孫子)とその後の戦国時代に活躍した人物(荀子や韓非子)では経済の発達や国際政治が複雑になったこともあり、より政治的な話が多くなっているという傾向を指摘しているのはなるほどと思った。

この手の作品では扱われることが少ない荀子や尉繚子についてそれなりにページが割かれているのも好感が持てる部分となっている。

それぞれの書物が江戸時代や明治時代に及ぼした影響についても書かれていて、いかに時代を通用する思想となっているかを再認識することにもなった。

ところどころでケアレスミスと思われる記述が散見されるのはマイナスポイントだが、それ以外は入門書としてまずまずの内容になっていると思う。






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関連タグ : 孔子, 荀子, 韓非子, 孫子,